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    犬は、消化のできない、閉塞を引き起こす異物を飲み込んでしまうことがあります。これらの異物には、おもちゃ、骨、小石、フルーツの種、トウモロコシの穂軸、布、食品包装紙、そして大の周りにあるほとんどの物があります。小さな物の場合には、通常、問題もなく腸を通過していきますが、軟便や下痢を起こすことになります。胃を通過して腸の最初の部分に詰まる異物は、よく嘔吐の原因となります。膵臓が影響を受けた場合には、痛みを伴います。その他の異物は、小腸と大腸の結合部に閉塞を起こします。ひもが結びついている異物は、とくに深刻な傷害をもたらします。たとえば、異物がある位置に錨のように固定きれ、そこから伸びたひもが腸に対してノコギリのように働きます。その結果、腸壁に孔が開いて生命を脅かす腹膜炎(腹部の内層粘膜の炎症)を起こすのです。小腸が大腸の内側にはまり込む状態を腸重積症と呼び、完全閉塞を引き起こします。腸重横症はとくに子犬に起こり、重積を起こした組織は深刻な傷害を受け、さらにショック状態を引き起こします。さらに珍しい閉塞の原因に腫瘍があります。最初に腸の運動性の低下(この状態をイレウスと呼びます)を引き起こします。
    診 断
    腸重積を含む腸閉塞の多くは、とくに子犬や若齢犬では、腹部の触診で診断することができます。単純]線検査または造影]線検査は、肥満犬や部分的閉塞の診断に有用です。ただし、部分的閉塞は造影]線検査を行っても、診断が困難なことがあります。
    治 療
    異物を取り除くためには、通常、外科手術が必要とします。犬が腫瘍を患っているときには、手術を行う前に、肺や肝臓の]線検査を行い、腫瘍転移の確認をします。 

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